習慣は「意思」ではなく「設計」
身体が変わると、考え方まで少し変わってくる
お盆休みは、いつもより時間に余裕ができる方もいれば、反対に家族や親戚が集まって慌ただしく過ごす方もいらっしゃいます。
生活リズムが少し変わるだけでも、体は意外と疲れています。
そんな時期だからこそ、自分の体とゆっくり向き合う時間を持ってみるのもいいかもしれません。
レッスンの後、会員さんからこんな言葉をいただくことがあります。
「動くと身体が軽くなりますね」
もちろん、それもうれしい感想です。
でも、私がもっと印象に残るのは、
「なんだか気持ちまでスッキリしました。」
という一言です。
ヨガは体を動かすもの。
そう思われることが多いですが、本当に変わるのは体だけではありません。
体の力が抜けると、呼吸が深くなります。
呼吸が落ち着くと、気持ちにも少し余裕が生まれます。
すると、「今日はもう少し頑張れそう。」
「焦らなくても大丈夫かな。」
そんなふうに、物事の受け止め方まで少し変わったりします。
ヨガ哲学には、「心身一如」という考え方があります。
心と体は別々ではなく、お互いに影響し合っているという考えです。
だから、心を変えようと頑張る必要はありません。
まずは体を整える。
その積み重ねが、心にも穏やかな変化をもたらしてくれます。
YOGA AMAでも、柔軟性や筋力だけを追いかけるレッスンはしていません。
その日の体調を感じながら動き、自分の体の声に耳を傾ける。
そんな時間を大切にしています。
体が変われば、姿勢が変わる。
姿勢が変われば、呼吸が変わる。
呼吸が変われば、毎日の過ごし方も少しずつ変わっていく。
大きな変化ではありません。
でも、その小さな積み重ねが、数か月後、数年後の自分をつくっていきます。
💡今日のおすすめプチ習慣
合蹠のポーズ
座る時間が長いと、股関節まわりは少しずつ動きが少なくなります。
合蹠のポーズは、股関節をやさしくゆるめながら、骨盤を立てやすくし、自然と呼吸もしやすくしてくれるポーズです。
やってみましょう
① 床に座り、足裏同士を合わせます。
② 両手で足先を軽く持ちます。
③ 背筋を無理なく伸ばします。
④ 呼吸を続けながら30秒〜1分ほど過ごします。
⑤ 膝を無理に床へ近づけようとせず、心地よさを大切にしましょう。
ポーズの完成を目指すより、「今日はここまでが気持ちいい」と感じられるところで十分です。
その感覚を大切にすることが、自分の体と仲良くなる第一歩です。
私たちが目指しているのは、ポーズが上手になることではありません。
ヨガを通して、心身ともに健康で美しく、不安少なく、積極的な心持ちで充実した豊かな日々を過ごしていける身体を育てることです。
レッスンでは、一人ひとりの体の状態やその日のコンディションに合わせながら進めています。
「最近、体だけではなく気持ちにも余裕がないな。」
そんなときこそ、一度スタジオで自分の体と向き合う時間を過ごしてみませんか。
