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「前はできたのに」を手放すと、身体はもっと自由になる – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
ヨガと身体

「前はできたのに」を手放すと、身体はもっと自由になる

朝晩は少し涼しくなってきましたね。
夏の間はシャワーで済ませていたけれど、そろそろ湯船につかろうかな。
そんなふうに、季節の変化に合わせて暮らし方を変えることもあると思います。

身体との付き合い方も、同じように変わっていいものです。

以前は何ともなかった動きが、最近は少し大変に感じる。
床に座って立ち上がるときや、靴下を履こうと前かがみになったとき、ふと身体の変化に気づくことはありませんか?

そんなとき、頭に浮かぶのが「前はできたのに」という言葉。

できていたことが難しくなるのは、やっぱり少し残念ですよね。
できるなら、以前と同じように動きたい。そう思うのは自然なことです。

でも、その気持ちが強くなるほど、今の身体ではなく、過去の自分を基準にしてしまうことがあります。

身体は、いつも同じではない

身体の状態は、年齢だけで決まるものではありません。
睡眠や疲労、その日の活動量によっても、動きやすさや感じ方は変わります。

昨日は楽にできた動きが、今日は少し重く感じる。
以前は難しかった動きが、今は自然にできる。
そんな変化もあります。

それなのに、以前できていたことを基準にしてしまうと、今の身体にとっては負担の大きい動きを無理に続けてしまうことがあります。

たとえば、前屈で以前のように床へ手をつこうと頑張る。
疲れていても、いつもと同じ運動量をこなそうとする。

身体をよくしたいという気持ちは大切です。
ただ、身体づくりは過去の自分と同等に維持するだけが目的ではありません。

今の身体を知り、その状態に合った動き方を見つけていく。
そこから先の変化も、身体づくりの大切な一部です。

今日のおすすめプチ習慣
バラーサナ(チャイルドポーズ)

「もっと伸ばさなきゃ」「もう少し頑張ろう」と力が入りやすいときは、いったん動きを休めて、身体の感覚に意識を向けてみましょう。

バラーサナは、上半身を前に倒して休むポーズです。
身体を大きく動かすよりも、呼吸や背中の感覚を確かめる時間にしてみてください。

やり方

  1. 床に膝をつき、正座になります。膝がつらい場合は無理をせず、クッションなどを使って調整しましょう。
  2. 息を吐きながら、上半身をゆっくり前へ倒します。お尻をかかとに近づけるのが難しければ、無理に近づけなくても大丈夫です。
  3. 腕は前に伸ばすか、身体の横に置きます。額の下にクッションや畳んだタオルを置いても構いません。
  4. 楽に呼吸できる姿勢で、背中や肩の感覚を確かめながら、ゆっくり呼吸を続けます。

深く倒れることが目的ではありません。
膝や腰に痛みが出る場合は中止し、心地よく呼吸できる姿勢を選んでください。

いつもより浅い姿勢でも、身体が楽に感じられるなら、それで十分です。

「アパリグラハ」から考える、手放すこと

ヨガには「アパリグラハ」という教えがあります。
必要以上に執着せず、抱え込みすぎないという考え方です。

これを身体との付き合い方に重ねるなら、「以前の自分ならできたはず」という思いに、いつまでも縛られないことも、その一つでしょう。

もちろん、できることを増やしたいという気持ちまで手放す必要はありません。

目標を持つことと、過去の自分にこだわり続けることは違います。

今の身体を認めたうえで、少しずつできることを増やしていく。
必要なら動き方を変え、休む日をつくり、また動き始める。

そうやって、そのときの自分に合った選択をしていくことも、身体と長く付き合うために大切な姿勢です。

今の自分から、身体づくりを始めよう

身体づくりは、昔の自分を維持し続けるためだけのものではありません。

今の身体を知り、今の自分に合った動き方を見つけ、その先の日常をより心地よく過ごせるようにしていくことです。

YOGA AMAでは、ポーズができるかどうかだけでなく、呼吸や身体の感覚を確かめながら、自分に合った動き方を身につけることを大切にしています。

「前はできたのに」と感じたときこそ、今の身体に目を向ける機会にしてみませんか。

過去と同じでなくてもいい。
今の自分に合う方法を見つけながら、これからの身体を育てていきましょう。


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