こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。

10月も最終日。
季節の変わり目は、体だけでなく心も少し疲れやすくなる時期。
「なんとなく気持ちが重い」
「モヤモヤが残ってスッキリしない」
そんな感覚があるときこそ、心の整理をするタイミングです。

ヴァイラーギャ（執着を手放す）という考え方

ヨガ哲学の「ヴァイラーギャ」は、“執着を手放す”という教え。
過去の失敗や、うまくいかなかった出来事にこだわると、心は常に緊張した状態になります。
手放すとは、諦めることではなく“次のステップへ進む準備”。
ヨガでは「離れることが自由を生む」と考えます。
年末に向けて慌ただしくなる前に、10月の終わりに心をリセットしてみましょう。

今日の実践
夜に不要な考えを書いて破る

1. 夜、静かな時間に紙を1枚用意します。
2. 頭に浮かんだ心配事や後悔など、今抱えている思考をすべて書き出す。
3. 書き終えたら深呼吸をして、その紙を破ります。

→ 書いて、見て、手放すことで、頭の中の“ノイズ”が整理されていきます。
「もう大丈夫」と自分に伝えることで、呼吸が深まり、心が軽くなります。

おすすめポーズ
ねじりを加えた開脚前屈

• 両脚を大きく開き、背筋を伸ばして座る
• 息を吐きながら右手を左足へ伸ばし、体をねじる
• 左手を背後に添え、3〜5呼吸キープ
• 反対側も同様に行う

効果：骨盤や背骨まわりの血流を促進し、内臓の働きを整えます。
体のねじり動作は“ため込み”を解消し、心にも新しいスペースをつくります。
注意：腰や股関節に違和感がある場合は、動きを小さくして呼吸を優先しましょう。

ヴァイラーギャの実践は、日常の中で小さな手放しを積み重ねること。
不要な思考やこだわりを手放すと、心は軽くなり、新しいエネルギーが入ってきます。
11月は“整える”をテーマに、新たな一歩を踏み出す準備を一緒に始めましょう。

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