前回のブログでは、ヨガの八支則の最初のステップである「ヤマ(Yama)」について紹介しました。 今回は、八支則の2つ目である「ニヤマ(Niyama)」について詳しくお話しします。
「ニヤマ」とは、私たち自身が意識して行うべき行動や習慣のことを指します。 ヤマが「他者との関わり方」に重点を置いていたのに対し、ニヤマは「自分自身を整えるための習慣」にフォーカスしています。 日々の生活の中でこの教えを実践することで、より心地よく充実した人生を送ることができます。
ヨガを実践している方や、これからヨガを始めたい方、またヨガをしていない方にとっても役立つ内容となっていますので、ぜひチェックしてみてください!
ニヤマの5つの実践
- シャウチャ(清浄) シャウチャとは、身体や心を清潔に保つことを意味します。身の回りを整理整頓することはもちろん、ネガティブな感情を手放し、心の中をクリアにすることも大切です。
★日常の例:朝起きたら部屋を整え、スッキリした気持ちで1日を始める。
- サントーシャ(知足) サントーシャとは、「今あるものに満足し、感謝する心」を持つことです。現代社会では、常に「もっと良いもの」を求めがちですが、すでに持っているものに目を向けることで、心が安定します。
★日常の例:忙しい日々の中でも、小さな幸せ(温かいお茶を飲む、深呼吸する)に気づく。
- タパス(自己鍛錬) タパスとは、「自分を律し、努力を続けること」です。ヨガの練習を習慣化したり、健康的な生活を送ることもタパスの実践になります。
★日常の例:毎日アーサナを1つ1回以上欠かさず行う。
- スヴァディヤーヤ(自己学習) スヴァディヤーヤとは、「自己を知るための学びを深めること」です。ヨガの哲学を学んだり、日記を書いて自分の内面を見つめることがこれにあたります。
★日常の例:ヨガのレッスン後に気づきをメモする。
- イーシュワラ・プラニダーナ(献身) イーシュワラ・プラニダーナとは、「流れに身を委ね、信じること」です。完璧を求めるのではなく、時には流れに身を任せることで、心が穏やかになります。
★日常の例:うまくいかないことがあっても、「これも学び」と前向きに捉える。
ニヤマを日常に取り入れるには?
- 朝のルーティンを整える(シャウチャ)
- 小さな幸せをノートに書く(サントーシャ)
- 毎日ヨガの練習を続ける(タパス)
- 新しい本を読む(スヴァディヤーヤ)
- 流れに任せるマインドを持つ(イーシュワラ・プラニダーナ)
名古屋市名東区の本郷駅にある当スタジオでは、初心者から経験者まで安心して学べるヨガクラスを開催しています。 ニヤマの実践を日常に取り入れ、心と体をより健やかにしていきましょう! 次回は、八支則の3つ目「アーサナ」について詳しく解説します。 ヨガのポーズが心と体にどのような影響を与えるのか、楽しみにしていてください!
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