
ひとり時間”で心と体のリセット
こんにちは。
名古屋市名東区本郷駅前、少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。
夜寝る前についスマホを見すぎてしまう――そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。お盆が過ぎて日常のペースを取り戻したい時期こそ、寝つきが悪くなったり、翌朝疲れが取れなかったりといった声を多く耳にします。その背景には「スマホ脳」と呼ばれる現代特有の習慣が関わっているのです。
スマホやタブレットから発せられるブルーライトは、脳に「昼間の光」と似た刺激を与えます。本来、夜はメラトニンという眠りを促すホルモンが分泌され、自律神経も副交感神経優位へと切り替わる時間帯です。しかし強い光を浴びるとその流れが阻害され、交感神経が活発なままに。結果として「眠りたいのに眠れない」「休んでも疲れが抜けない」という状態につながってしまいます。
ヨガでは「呼吸と神経の関係」を大切に考えます。吐く息を意識的に長くすることは、副交感神経を優位に導き、心と体をリラックスさせる最もシンプルで効果的な方法のひとつです。さらに、血流を整え、内臓の働きを落ち着かせるポーズを組み合わせることで、睡眠に適した状態を作ることができます。
①仰向けの腹式呼吸
ベッドに仰向けになり、両手をお腹の上に。鼻から吸うとお腹が膨らみ、吐くとへこむ感覚を味わいましょう。5分ほど続けると心拍が落ち着き、脳の緊張がほどけていきます。
②足を壁にあずけるポーズ(ヴィパリタカラニ)
壁にお尻を近づけ、脚を真っ直ぐ伸ばして壁にあずけます。両手は体の横に置き、自然な呼吸を続けます。下半身の疲れが解消され、全身がゆるむのを感じられるでしょう。
③やさしい前屈
ベッドや床に座り、両脚を前に伸ばして上半身を前に倒します。深く曲げる必要はなく、首や肩の力を抜きながら呼吸を続けるだけで十分。背面の緊張がほぐれ、自然と眠気が訪れます。
ヨガと合わせて、夜のスマホ習慣を見直す小さな工夫も効果的です。たとえば就寝30分前には画面を閉じ、照明を落として腹式呼吸を取り入れる。どうしてもスマホを触りたいときはナイトモードに設定するなど、無理なくできることから始めましょう。
スタジオの夜クラスでは、こうした「睡眠の質を整えるヨガ」をテーマにしたレッスンを行っています。ひとりではなかなか続けにくいセルフケアも、仲間と一緒なら楽しく習慣にできます。お盆明けの体をやさしく整えたい方、ぜひ体験にいらしてください。
スマホと上手に付き合いながら、呼吸とポーズで脳をクールダウンする習慣を持つこと。それが翌朝の目覚めを変え、一日を軽やかに過ごす第一歩になります。今日の夜から、ぜひ試してみてください。
#名東区ヨガ #女性のためのヨガ #睡眠改善ヨガ #自律神経整える #おやすみ前ヨガ #スマホ疲れ解消