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「慈悲を育てることで力が生まれる」〜ヨーガスートラ第3章24節〜 – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
ヨーガスートラ

「慈悲を育てることで力が生まれる」〜ヨーガスートラ第3章24節〜


こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。

本当の“強さ”とは、どんなものでしょうか。
他人より優れていること? 
何かを勝ち取ること?
ヨガの教えでは、それは「やさしさの中にある力」だと説かれています。

優しさを後回しにしてしまう心

競争社会の中で、私たちはつい「強くならなきゃ」と思いがちです。
でも、心が疲れているときこそ、必要なのは“慈悲”という柔らかさ。
自分や人を思いやる時間が、心を回復させ、行動の力を与えてくれます。

ヨーガスートラ第3章24節の教え

Maitryādīṣu bālāni
「慈悲などの徳を育てることで、内なる力が生まれる」

この一節にある“バラ(力)”とは、外側のパワーではなく、
内側から静かに湧き上がる生命力のようなものです。

ヨーガスートラでは、
慈悲(マイトリー)
喜び(ムディター)
平静(ウペークシャ)などの
心の性質を育てることが、真の精神的な力につながるとされています。

慈悲は、ただ優しくすることではありません。
他者の痛みを理解し、寄り添おうとする意志です。
その心を持つ人は、どんな状況でも動じない安定を得ることができます。

🧘‍♀️ レッスンでの実践

ヨガのレッスンでは、
ポーズを“できるかどうか”ではなく、
「今の自分をどう扱うか」を大切にしています。

たとえ体が思うように動かなくても、
「今日の自分もよくやっている」と受け入れる。
それが“慈悲”を体で学ぶ瞬間です。

呼吸に意識を向けるたびに、
心がやわらかく、強く、静かに整っていくのを感じられます。

日常のヒント

誰かの幸せを願って「ありがとう」と心で唱えてみましょう。
それだけで、心があたたかくなり、安心が広がります。

強さは、やさしさの中にあります。
やさしさは、自分にも他人にも向けられるとき、
本当の力に変わっていきます。

心は、優しさを向けた瞬間から静かに整いはじめます。
「誰かの幸せを願う心」や「自分を受け入れるやわらかさ」は、
あなたの中にある静かな力を育ててくれます。

そして、こうした心の練習は、ひとりよりも誰かと一緒の方が続けやすくなります。
もし日常の中で「落ち着かない」「集中できない」と感じる日があれば、
スタジオで一緒に練習してみませんか?

YOGA AMAでは、がんばりすぎないヨガ、心がふっと軽くなる時間を大切にしています。
あなたのペースで大丈夫です。
一歩踏み出すだけで、心は今よりずっと穏やかになります。

今日の小さなやさしさが、
未来のあなたの力を育てていきます。

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