ヨーガスートラに学ぶ「未来を守る智慧」〜...
こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。
気づくと呼吸が浅く、肩に力が入っている——
そんな瞬間ありませんか。
ヨガの哲学では、呼吸は「心と体を整えるための道具」。
その質を高めることが、心の安定や集中力の向上につながると考えられています。
スマートフォンや仕事のストレスに囲まれた現代では、
呼吸が浅く速くなり、緊張が抜けない状態が続きやすくなっています。
その結果、体は疲れやすく、心は不安定に。
ヨーガスートラは、この「呼吸の乱れ」こそが心の波を生む原因だと説いています。
Bahya abhyantara stambha vrttih desha kala sankhyabhih paridrshto dirghasukshmah
「呼吸の外・内・止息の運動は、場所・時間・回数によって観察され、深く微細なものとなる」
この節は、「プラーナーヤーマ(呼吸の調整)」に関する教え。
呼吸の長さ・回数・間(止息)を丁寧に観察することで、
心と体のエネルギーが調和していくと説かれています。
呼吸は「今この瞬間」を教えてくれる先生のような存在です。
ヨガでは、呼吸をコントロールするのではなく、
「観察する」ことからすべてが始まります。
長く、穏やかな呼吸を意識することで、
心が静まり、感情の波が小さくなっていきます。
呼吸が深まるたびに、自分の内側の静けさに近づいていくのです。
レッスンでは、ポーズの中で「呼吸の流れを感じる時間」を大切にしています。
動きながら呼吸を観察し、
そのリズムに身を委ねることで、
心の緊張がほどけ、自然な集中が生まれます。
「頑張って深呼吸する」のではなく、
“呼吸に気づく”ことが、ヨガ的な調整の第一歩です。
呼吸を意識するだけで、心の状態が変わります。
忙しい時ほど、1分間だけ呼吸を整える時間を持ってみてください。
浅い息が深まり、思考が落ち着き、体の余計な力が抜けていきます。
深い呼吸は、心を「今」に戻すスイッチ。
どんな場所でも、どんな時間でも使える最高のセルフケアです。
呼吸は、心と体を結ぶ架け橋。
整えることではなく、“感じること”から始めてみましょう。
呼吸に気づくたび、内側に静けさと調和が生まれます。
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