
ヨーガスートラに学ぶ「体験から得る智慧」...
おはようございます。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。
「将来どうなるのだろう…」
と、未来に対して不安を感じたことはありませんか。
健康のこと、仕事のこと、人間関係のこと。
まだ起きてもいない出来事を心配して、気持ちが落ち着かなくなる。
これは多くの人が抱えている悩みです。
ヨーガスートラ第2章16節には、この不安に対して明確な答えが記されています。
それが「まだ来ていない苦しみは避けられる」という智慧です。
今回はこの教えをもとに、「今の過ごし方が未来を変える」という視点について深めていきましょう。
サンスクリット語では次のように記されています。
Heyam duhkham anagatam
まだ来ていない苦しみは避けられる。
ヨガの経典は、未来の苦しみは「運命」として避けられないものではなく、「今の心の在り方と行動」で変えられると伝えています。
これはまさに「予防は最大の智慧」であり、現代の健康や心のケアにも通じる考え方です。
未来の苦しみは、実は小さな積み重ねからやってきます。
これらは「今の自分の選択」が未来を形づくっている一例です。
だからこそ「今できる小さな整え」が、未来を軽やかにしてくれるのです。
当スタジオのレッスンでは、単にポーズをきれいにとることを目的としていません。
呼吸に意識を向け、今の自分の心と体の状態を観察することを大切にしています。
「無理をしていないかな?」
「どこが心地よいだろう?」
「呼吸は浅くなっていないかな?」
このように、自分に気づく練習こそが「未来の苦しみを減らす第一歩」になるのです。
未来の苦しみを避けるために、誰でもすぐにできる実践法をご紹介します。
これらはほんの数分でできる習慣です。未来を守るために、今日から実践してみてください。
「未来を変えたい」と思うなら、特別なことをする必要はありません。
小さな整えを続けることで、未来は確実に変化していきます。
不安に心を奪われる代わりに、「今を丁寧に過ごす」ことに集中してみましょう。
それが未来の安心をつくる、ヨガの智慧です。
ヨーガスートラ第2章16節「まだ来ていない苦しみは避けられる」という言葉は、私たちに「今を整える力」を思い出させてくれます。
未来を恐れるのではなく、「今日できる小さなケア」を重ねていくこと。
それが未来を安心と喜びで満たす、何よりの方法なのです。
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