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“眠れない夜”にヨガの力を。ぐっすり眠る体の整え方 – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
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“眠れない夜”にヨガの力を。ぐっすり眠る体の整え方


寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、眠った気がしない──
夏になるとこんな睡眠トラブルを抱える方が増えてきます。
あなたも、そんな「眠れない夜」に悩んでいませんか?

気温や湿度の上昇に加え、日中の疲労やスマートフォンの光、冷房による冷えなど、夏の夜は睡眠を妨げる要因がたくさん。
ぐっすり眠れないと、次の日の体も心もすっきりせず、だんだんと不調が蓄積されていきます。

そんな時こそ、ヨガの力で“眠れる体”を育てていくことが大切です。
今回は、眠りにくい夏を乗り越えるためのヨガ的視点と、今すぐ実践できるポイントをご紹介します。

睡眠不足がもたらす体と神経のダメージ

睡眠は、体の修復や脳の整理を行う大切な時間です。
不足すると、免疫力の低下、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの崩れなど、全身のバランスが崩れてしまいます。

特に夏は、交感神経が優位になりやすい季節。
日中に強い日差しを浴びて体が緊張し、夜になっても副交感神経が働きにくくなるため、リラックスしづらく、眠れない状態が続くのです。

眠るためには「スイッチを切り替える」意識が必要。
ヨガはまさに、この切り替えをサポートしてくれるツールです。

ヨーガスートラから学ぶ「眠り」と「執着」

ヨーガスートラの中では、「眠り」もまた心の動き(チッタ・ヴリッティ)の一種として扱われます。眠りに執着したり、「早く寝なきゃ」と焦る気持ちは、かえって心を緊張させ、眠りを遠ざけてしまいます。

ヨガ的アプローチでは、「今の状態をそのまま受け入れ、呼吸を整えることで自然と眠りが訪れる」という考えが基本にあります。
無理に眠ろうとせず、体と心を整えることこそが、結果的に深い眠りへと導いてくれるのです。

緊張のたまりやすい部位に注目

整体の観点から見ると、眠れない人の多くは「頭・首・肩・背中」に緊張が集中しています。
とくに後頭部や肩甲骨まわりがガチガチにこわばっていると、脳が興奮状態になり、副交感神経が働きにくくなります。

また、呼吸が浅くなることで横隔膜がうまく動かず、自律神経の切り替えが難しくなってしまいます。これらの部位をゆるめることが、睡眠の質を高める大きな鍵になります。

改善のための3つのポイント

  1. 呼吸を深める
    鼻から吸って、口からゆっくり吐き出す呼吸を数分行い、脳と神経をリラックスモードに。
  2. 体の背面をゆるめる
    背中・腰・肩の筋肉をやさしくストレッチして、副交感神経が働きやすい状態へ導きます。
  3. “眠ろうとしない”マインドセット
    無理に眠ろうとせず、今の状態を観察し、心と体の感覚を丁寧に味わう習慣をつける。

おすすめヨガポーズ3選(眠る前の習慣に)

  1. チャイルドポーズ
    • 背中全体を緩め、深い呼吸を促します。安心感をもたらすポーズ。
  2. パピーポーズ(ウッターナシショーサナ)
    • 肩甲骨まわりをゆるめ、胸を開いて副交感神経を活性化。
  3. バナナのポーズ(スプタ・アルダチャンドラーサナ)
    • 身体側面を伸ばし、呼吸の通り道を開いてリラックス効果を高めます。

実践のタイミングと頻度

眠る30分前に、部屋を暗くし、スマホやテレビを消してから始めましょう。
週に2〜3回でも習慣化すれば、眠りの質に変化が現れるはずです。

当スタジオでは、眠れない方のためのやさしい夜ヨガクラスを行っています。
呼吸法や緊張をほどく動きを中心にしたプログラムなので、初心者でも安心してご参加いただけます。

日中の疲れをリセットし、夜ぐっすり眠れる体づくりをサポートします。

「眠れない自分はダメ」ではなく、「今はがんばりすぎてるんだね」と優しく寄り添うことから、眠れる体と心は育ちます。

ヨガを通して“眠る力”を整えて、また明日を軽やかに迎える準備をしていきましょう。

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