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“頑張らない自分”にOKを出す。抜く力を育てる – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
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“頑張らない自分”にOKを出す。抜く力を育てる


七夕の季節。
願い事を書いた短冊を笹に飾るように、「こうありたい」と願う気持ちは誰にでもあるものです。
しかしその願いが、「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーになっていませんか?

今回は、“頑張らない自分”にもOKを出して、自分をゆるめてあげる七夕ヨガをご紹介します。
心と体の力を抜く習慣が、あなたの人生をより軽やかに、穏やかにしてくれるはずです。

■ 頑張りすぎがもたらす身体と神経への影響

多くの女性が
「気がつけば力が入っている」
「休んでいるはずなのに疲れがとれない」
と感じています。
これは交感神経が優位になりすぎて、体が“戦闘モード”から抜けられなくなっている状態です。

頑張りすぎが続くと、
・呼吸が浅くなる
・眠りが浅くなる
・肩こりや頭痛、胃腸の不調が出やすくなる
・些細なことでイライラしたり落ち込んだりしやすくなる

など、神経系のバランスが崩れ、心身にさまざまな影響が現れます。

■ ヨガ哲学から見る「抜く力」の大切さ

『ヨーガ・スートラ』では「努力(タパス)」「信頼(シュラッダー)」などの実践が語られていますが、それと同時に「今ここにあるものを受け入れる姿勢(イーシュワラ・プラニダーナ)」の大切さも強調されています。

私たちは目標に向かって努力することは得意でも、今の自分を認めてあげることが苦手です。
特に現代人は「もっと頑張らなきゃ」と常に自己否定的な内なる声に追い立てられがちです。

ヨガは、体を通して“抜く”こと、“ゆるむ”ことを学ぶ手段です。
それは「やらない自分」「進めない自分」にも優しくOKを出す練習とも言えるでしょう。

■ 整体的視点から見た「抜く力」

整体の観点では、頑張りすぎている人は常に体幹や肩、股関節まわりの筋肉に過剰な緊張が見られます。

また、足の指先や手のひらなど、末端にまで力が入りっぱなしで、リラックスするための「副交感神経」が働きにくくなっています。

この状態を改善するには、
・ゆっくりした呼吸
・やさしい伸び
・筋肉のゆるみ
を意識的に作ることが有効です。

■ 抜く力を育てる3つのポイント

① 呼吸に集中する時間を持つ
→ 1分でもいいので、目を閉じて呼吸の出入りだけに意識を向ける習慣を。

② 朝晩に体を少し伸ばす
→ 激しい運動ではなく、寝る前や起きたときの軽いストレッチが、力みをリセットします。

③ 完璧を目指さない
→ 「やらない日があってもOK」と自分に優しく。
継続より“無理しない”ことを優先に。

■ おすすめヨガポーズ3選

1)カエルのポーズ(マカラアーサナ)
うつ伏せで足を横に開き、股関節をやさしく解放。
骨盤まわりの緊張をゆるめ、副交感神経を優位にします。

2)座位の側屈(パールシュヴァ・ウパヴィシュタコーナーサナ)
足を開いて座り、片手を上げて側屈。
体側を伸ばすことで、呼吸が深まり、交感神経の緊張が緩みます。

3)バッダコーナーサナで前屈(合せき前屈)
足裏を合わせて座り、体を前へ倒す。
内腿のストレッチと同時に、体を内観する落ち着いた時間に。

■ 実践タイミングと頻度

・朝:1ポーズでも行うと、体の力みが取れやすくなります
・夜:眠る前に取り入れると、自律神経が整い、睡眠の質がアップします

無理に全部やろうとせず、気持ちが向いたときにやってみるのがおすすめです。

YOGA AMAでは、こうした“抜く力”を大切にしたやさしいヨガを行っています。

初心者の方も安心して受けられる少人数制で、
・呼吸と連動したやさしい動き
・哲学や整体の知識をベースにした無理のない誘導
・「頑張らないことに慣れる」安心の空間 を大切にしています。

七夕は願いごとをする日ですが、まずは「今のあなたがすでに十分がんばっている」ことに気づく時間にしてみてください。

ヨガは「なる」ための練習ではなく、「ある」ことを味わう練習です。

自分の内側に「OK」を出すことから、本当の変化は始まります。

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