
すべての出来事は「魂を育てるレッスン」ー...
ヨーガスートラ1章12節
「努力と手放しで心は静まる」
(Abhyasa vairagyabhyam tan nirodhah)
こんにちは、名東区本郷駅からすぐの少人数制ヨガスタジオ YOGA AMAです。
今回はヨガ哲学の中でも特に日常生活に活かしやすい、心の整え方についてお伝えします。
ヨーガスートラ1章12節には、こう記されています。
「心の動きを静めるためには、“アビャーサ(継続した努力)”と“ヴァイラーギャ(執着の手放し)”が必要である。」
これは、心の波がざわついた時、どう向き合えばよいかを教えてくれる、大切な教えです。
心を安定させたい、ストレスを減らしたいと思っても、感情や思考は次々に浮かびますよね。
それを力づくで止めるのではなく、「努力」と「手放し」の両輪で、少しずつ心の波を鎮めていくのです。
「アビャーサ(Abhyasa)」とは、日々の継続的な実践や努力のこと。
ヨガに限らず、どんなことでも上達や変化には繰り返しの練習が必要です。
ただし、この努力は“がんばりすぎ”ではありません。
小さくていい。
丁寧に、今の自分にできることを積み重ねる。
それがアビャーサです。
「ヴァイラーギャ(Vairagya)」は、結果や執着を手放すこと。
たとえば、ヨガのポーズがうまくできなかったとしても、「できない自分はダメ」と決めつけず、ただ結果を手放して呼吸に戻る。
「これが理想」と思っていた未来が叶わなかったときも、「それでも私は大丈夫」と受け止めてみる。
ヴァイラーギャとは、物事の結果にとらわれずに、今の自分を認めてあげることです。
当スタジオのヨガは、この「アビャーサ」と「ヴァイラーギャ」のバランスをとても大切にしています。
この繰り返しが、少しずつ心と体を整えてくれます。
継続することで“心の筋力”も鍛えられていきます。
今日ひとつ、「やる」と決めたことを実行してみましょう。
たとえば…
そのあとに「どうだったか」は気にしなくて大丈夫。
結果への執着を手放して、「やった自分」を信じてみてくださいね。
努力しながら、手放す。
この2つを同時に行うのは難しく感じるかもしれませんが、ヨガを通じて自然と体感していくことができます。
完璧じゃなくていい。
今できることを、やさしく続けていきましょう。
私たちのスタジオで、その感覚を一緒に育てていきませんか?
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