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頑張りすぎるあなたへ。“抜く力”を育てる – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
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頑張りすぎるあなたへ。“抜く力”を育てる


「しっかりやらなきゃ」「頑張らなきゃ」
気づいたら、肩や首がガチガチになっていた——。そんな経験はありませんか?

「ちゃんとしなきゃ」と思うあまり、ついつい自分に厳しくしてしまう。
それが習慣になると、気づかないうちに体にも心にも疲労が溜まり、「だるい」「やる気が出ない」「寝ても疲れがとれない」といったサインとして表れてきます。

今回は、そんな「頑張りすぎてしまう方」へ向けて、やさしく“抜く力”を育てるヨガの知恵を、体と心の両面からご紹介します。

頑張りすぎる状態の身体的・神経的リスク

頑張りすぎているとき、体では交感神経が優位になっています。
これはいわゆる「戦う or 逃げる」状態。心拍数が上がり、筋肉が緊張し、呼吸が浅く速くなります。

この状態が長く続くと、血流や内臓機能が低下し、頭痛・不眠・冷え・便秘など、様々な不調が起きやすくなります。
また、呼吸が浅くなることで自律神経が乱れ、心の不安や焦り、慢性的な疲労感につながるのです。

ヨガ哲学・ヨーガスートラなどからの知見

ヨガの教典『ヨーガ・スートラ』には、「プラティヤハーラ(感覚の制御)」という教えがあります。
これは、外側への意識を一度内側に向けること。
「誰かのため」「こう見られたい」という外の価値観から少し距離をとり、「私は今どう感じている?」と自分自身に意識を戻すことが、心の緊張を緩める第一歩です。

また、「アパリグラハ(手放す)」という教えは、「もっとやらなきゃ」とつい握りしめている考えや思い込みを緩めるヒントにもなります。

整体的視点から

整体の視点では、頑張りすぎる人に共通する特徴として「背中の緊張」と「腹圧の低下」があります。

背中がガチガチだと呼吸が浅くなり、さらに緊張が抜けません。
また、腹部の圧が下がっていると、姿勢が崩れて内臓にも負担がかかり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

このような状態をリセットするためには、「抜く」「緩める」「ゆるやかに整える」ことが何より大切です。
それがまさに、“やさしいヨガ”の出番です。

改善のための3つのポイント

  1. 呼吸を深くする
     → お腹と背中をふわっと広げるようなイメージで、ゆっくり息を吐くことが副交感神経を優位に。
  2. 力を入れすぎない
     → ポーズを完璧にしようとせず、「気持ちいい」と感じるところで止める。
  3. 内側に意識を向ける
     → 目を閉じて、自分の呼吸や心の動きをただ観察する時間をとる。

おすすめヨガポーズ3つ

  1. 仰向けのワニのポーズ(ジャタラパリヴリッティ)
     → 背骨の緊張をほぐし、内臓にもやさしい刺激を与えます。
  2. 子どものポーズ(バラーサナ)
     → 背中をゆるめ、安心感を与えてくれるポーズ。頑張り屋さんにぴったり。
  3. 合せきの前屈(バッダコーナアーサナ)
     → 骨盤まわりの緊張をゆるめて、呼吸が入りやすい体に。

実践のタイミングと頻度

朝の忙しさの前や、夜寝る前の10分ほどの時間でもOK。
「やらなきゃ」ではなく「やってみようかな」と思ったときに、無理なく続けることが大切です。
週に2〜3回でも継続することで、呼吸が変わり、体が軽くなってくる実感がありますよ。

スタジオで得られること

当スタジオでは、「がんばりすぎない」をテーマに、やさしく体を緩めながら自分自身と向き合うレッスンを行っています。

少人数制の安心できる空間で、呼吸を整え、心と体をゆるめるヨガを一緒に体験してみませんか?
整体的な視点も取り入れながら、1人ひとりに合ったサポートをしています。

今後の人生が変わるかもしれない一歩へ

抜くこと=手を抜くことではありません。
「必要のない緊張を手放し、自分らしく生きる力を取り戻すこと」です。

頑張るのをやめるのではなく、“頑張りすぎ”を手放していく。
やさしいヨガを通じて、そんな新しい習慣を育てていきましょう。

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