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努力と無執着のバランス 〜心を穏やかにする秘訣〜 – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
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努力と無執着のバランス 〜心を穏やかにする秘訣〜


何か新しいことを始めたとき、つい「もっと頑張らないと!」「早く結果を出さなきゃ!」と焦ってしまうことはありませんか? そんなときこそ、ヨーガスートラ1章12節の教えが役立ちます。

「努力と無執着によって心の静寂が得られる」 (Abhyasa vairagyabhyam tannirodhah.)

ここで言う「努力(Abhyasa)」とは、目標に向かってコツコツと積み重ねること。 一方、「無執着(Vairagya)」とは、結果に固執しすぎず、心の平穏を保つことを指します。

この2つのバランスが取れていると心は安定し、物事を長く続けられるようになります。 でも、多くの人は「頑張りすぎて疲れる」か「すぐに諦めてしまう」かのどちらかに偏りがちですよね。 では、どうすればこのバランスを上手に取れるのでしょうか?

努力と無執着を実践する3つの方法

① 小さな習慣を続ける

「努力」と聞くと、大きな目標を掲げなければならないと思いがちですが、大切なのは「小さなことを毎日続ける」こと。
例えば…
✅ 毎朝5分、深呼吸をする
✅ 寝る前に簡単なストレッチをする
✅ 1日1回、意識してゆっくり歩く

このように、無理なく続けられることを選び、積み重ねることで、大きな変化につながります。

② 結果に執着しない

頑張ったのに思ったような成果が出ないと、落ち込むことはありませんか? でも、ヨガの教えでは「結果ではなく、過程を大切にすること」が心の安定につながると考えます。

「今日も少しだけ成長できた!」 「昨日よりちょっとだけ楽にできた!」

こんな風に今できることを肯定的に捉えることで、努力が楽しくなります。

③ 目的を見失わない

なぜ頑張るのか、その理由を見失うと努力が苦しみに変わります。 例えば、ヨガを始めた理由が「健康のため」だったのに、いつの間にか「難しいポーズを完璧にしなきゃ」とプレッシャーを感じてしまうことも…。

そんなときは、「そもそも私は何のためにやっているんだろう?」と振り返ってみましょう。 本来の目的に立ち返ることで、無理なく努力を続けることができます。

ヨガ的な努力のコツ

努力はコツコツと、小さなことから始める
結果にこだわりすぎず、過程を楽しむ
頑張る理由を忘れない

この3つを意識することで、無理なく、でも諦めずに続けられるようになります。 そして、その先にあるのは「心地よい無執着」。 心が軽くなり、人生がもっと豊かになります。

今日から肩の力を抜いて「努力と無執着のバランス」を意識してみませんか?

#ヨガ哲学 #努力と手放し #心の静けさ #マインドフルネス #ヨガのある暮らし

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