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「非暴力を実践することで、心の平和が広がる」〜ヨーガスートラ2章35節〜 – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
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「非暴力を実践することで、心の平和が広がる」〜ヨーガスートラ2章35節〜


こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。

日常の中で、誰かの言葉にイラッとしたり、
自分を責めて落ち込んだりすることはありませんか?
そんなときこそ、ヨガの教えにある“アヒンサー(非暴力)”が心を整えるヒントになります。

知らないうちに「攻撃」している?

スマホやSNS、忙しい日常。
私たちは情報に囲まれ、常に反応し続けています。
無意識のうちに“比べる・責める・焦る”ことが当たり前になってしまう。
それは、心の中で小さな「暴力」が積み重なっている状態です。

📜 ヨーガスートラ第2章35節の教え

サンスクリット語ではこう記されています。

Ahimsa pratishthayam tat vaira tyagah
「非暴力を徹底すれば、周囲の敵意は自然に消える」

アヒンサーとは、単に暴力を避けることではなく、
心の中の“とげ”を丸くすること。
思考・言葉・行動のすべてにおいて、
やさしさを土台に生きることを意味します。

なぜ非暴力が平和を生むのか

人は怒りや恐れを抱くと、
「守りたい」という本能から攻撃的になりがちです。
でも、相手を変えようとするよりも、
自分の内側を穏やかに保つほうが、
結果的に周囲をも落ち着かせる力になります。

まるで、静かな水面が周囲の波を沈めるように。

ヨガレッスンでの実践

ヨガの時間は「戦う時間」ではなく、
「調和する時間」です。
ポーズができる・できないよりも、
呼吸と意識が穏やかであることを大切にします。

スタジオでは「頑張りすぎない」「比べない」「ゆるめる」ことを練習しながら、
自分の内側に“非暴力”を育てていきます。

今日できる実践方法

今日一日だけ、「言葉にやさしさを添える」ことを意識してみましょう。
たとえば「早くして」ではなく、「手伝ってくれてありがとう」。
そのひとことが、あなたも相手も穏やかにします。

☀️ 日常に役立つヒント

・SNSのコメントで批判より共感を意識する
・失敗したとき「ダメだな」ではなく「学びになった」と言い換える
・夜寝る前に「今日もよく頑張った」と自分を労う

そんな小さな優しさの積み重ねが、
本当の“平和の練習”です。

アヒンサーは、誰かのために我慢することではなく、
自分の内側に静けさを育てること。
その穏やかさが伝わり、周囲に安心感を広げます。

やさしさは最強の平和の力。
今日も呼吸を深めて、自分と世界に少しのやさしさを届けてみましょう。


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