
「ダーラナー(集中)」――一点に心を向け...
こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。
日常の中で、誰かの言葉にイラッとしたり、
自分を責めて落ち込んだりすることはありませんか?
そんなときこそ、ヨガの教えにある“アヒンサー(非暴力)”が心を整えるヒントになります。
スマホやSNS、忙しい日常。
私たちは情報に囲まれ、常に反応し続けています。
無意識のうちに“比べる・責める・焦る”ことが当たり前になってしまう。
それは、心の中で小さな「暴力」が積み重なっている状態です。
サンスクリット語ではこう記されています。
Ahimsa pratishthayam tat vaira tyagah
「非暴力を徹底すれば、周囲の敵意は自然に消える」
アヒンサーとは、単に暴力を避けることではなく、
心の中の“とげ”を丸くすること。
思考・言葉・行動のすべてにおいて、
やさしさを土台に生きることを意味します。
人は怒りや恐れを抱くと、
「守りたい」という本能から攻撃的になりがちです。
でも、相手を変えようとするよりも、
自分の内側を穏やかに保つほうが、
結果的に周囲をも落ち着かせる力になります。
まるで、静かな水面が周囲の波を沈めるように。
ヨガの時間は「戦う時間」ではなく、
「調和する時間」です。
ポーズができる・できないよりも、
呼吸と意識が穏やかであることを大切にします。
スタジオでは「頑張りすぎない」「比べない」「ゆるめる」ことを練習しながら、
自分の内側に“非暴力”を育てていきます。
今日一日だけ、「言葉にやさしさを添える」ことを意識してみましょう。
たとえば「早くして」ではなく、「手伝ってくれてありがとう」。
そのひとことが、あなたも相手も穏やかにします。
・SNSのコメントで批判より共感を意識する
・失敗したとき「ダメだな」ではなく「学びになった」と言い換える
・夜寝る前に「今日もよく頑張った」と自分を労う
そんな小さな優しさの積み重ねが、
本当の“平和の練習”です。
アヒンサーは、誰かのために我慢することではなく、
自分の内側に静けさを育てること。
その穏やかさが伝わり、周囲に安心感を広げます。
やさしさは最強の平和の力。
今日も呼吸を深めて、自分と世界に少しのやさしさを届けてみましょう。
#アヒンサー #非暴力の教え #ヨーガスートラ #心の平和 #ヨガ哲学 #名古屋ヨガ #ヨガのある暮らし #やさしさの力 #自己成長 #女性のためのヨガ