ヨーガスートラに学ぶ「気づきの力」〜乱れ...
こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。
「本当の自分って何だろう?」
ふと、こんな疑問が浮かぶことはありませんか。
誰かの期待に応えようとして、
良い人でいようとして、
がんばるほど苦しくなる日もあります。
ヨガの哲学は、
そんな私たちに優しく問いかけてくれます。
「あなたはそのままで、すでに完全です」と。
SNSの評価や、周りとの比較。
会社での役割。
家族の中での立場。
私たちは日常の中で、
「自分以外の何か」に合わせて生きようとしがちです。
気がつくと、
“本来の自分の声”が聞こえなくなっている——
そんなことはありませんか。
疲れるのは、
本来の姿から離れているサインなのかもしれません。
Purusharthashunyanam gunanam pratiprasavah kaivalyam svarupapratishtha va citi shaktir iti
直訳:
「プルシャが本来の姿に戻ることが解脱(カイヴァルヤ)である」
ここでいうプルシャとは、
変わらない“本来の自分”=純粋な意識のことです。
ヨガの最終目標と言われる「解脱(カイヴァルヤ)」は、
何かを得ることではありません。
こうした、
自分を覆い隠しているものが静かにほどけていくとき、
本来の自分(プルシャ)が自然と姿を現します。
それこそが「戻る」ことであり、
解き放たれることです。
努力して変わるというより、
余分な力が抜けていく感じに近いかもしれません。
ヨガの時間は、
「本来の自分に戻る練習」です。
できないポーズがあってもいい。
疲れている日があってもいい。
そのままの自分でいていい。
呼吸に意識が戻るたび、
心は静かに“今”へ帰ってきます。
その瞬間——
誰とも比べていない自分がいます。
それが、
プルシャに触れている時間です。
短い一言を自分に贈ってみましょう。
「私はそのままで十分です。」
声に出すだけで、
心がふっと軽くなるのを感じられます。
焦らず、比べず。
少しずつ“自分に戻る時間”を増やしていきましょう。
朝起きたら深呼吸を一つ。
コーヒーを飲む前に一息待つ。
寝る前に今日を労う。
それだけで、心は整い始めます。
本来のあなたは、
誰かに評価されなくても、
もうすでに価値ある存在です。
でも、忙しい毎日では、
その事実を忘れてしまうことがあります。
そんなとき、
ヨガは「思い出すための時間」になります。
もしひとりでは難しいと感じたら、
YOGA AMAで一緒に練習しましょう。
無理をしないヨガ、
心がほっと落ち着く空間を大切にしています。
あなたのペースで大丈夫です。
今日の小さな一歩が、未来の静けさを育ててくれます。
いつでも、お待ちしています。
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