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「本来の自分に戻ることが解脱」〜ヨーガスートラ第4章34節〜 – 名古屋市のヨガスタジオ | YOGA AMA(ヨガアマ)
ヨーガスートラ

「本来の自分に戻ることが解脱」〜ヨーガスートラ第4章34節〜


こんにちは。
地下鉄本郷駅前の少人数制ヨガスタジオ「YOGA AMA」です。

「本当の自分って何だろう?」
ふと、こんな疑問が浮かぶことはありませんか。

誰かの期待に応えようとして、
良い人でいようとして、
がんばるほど苦しくなる日もあります。

ヨガの哲学は、
そんな私たちに優しく問いかけてくれます。

「あなたはそのままで、すでに完全です」と。

他者基準で生きてしまう心

SNSの評価や、周りとの比較。
会社での役割。
家族の中での立場。

私たちは日常の中で、
「自分以外の何か」に合わせて生きようとしがちです。

気がつくと、
“本来の自分の声”が聞こえなくなっている——
そんなことはありませんか。

疲れるのは、
本来の姿から離れているサインなのかもしれません。

〜ヨーガスートラ第4章34節〜

Purusharthashunyanam gunanam pratiprasavah kaivalyam svarupapratishtha va citi shaktir iti

直訳:
「プルシャが本来の姿に戻ることが解脱(カイヴァルヤ)である」

ここでいうプルシャとは、
変わらない“本来の自分”=純粋な意識のことです。

何かを足すのではなく、手放す

ヨガの最終目標と言われる「解脱(カイヴァルヤ)」は、
何かを得ることではありません。

  • 役割
  • 評価
  • 思い込み
  • 執着
  • 不安

こうした、
自分を覆い隠しているものが静かにほどけていくとき、
本来の自分(プルシャ)が自然と姿を現します。

それこそが「戻る」ことであり、
解き放たれることです。

努力して変わるというより、
余分な力が抜けていく感じに近いかもしれません。

レッスンでの実践

ヨガの時間は、
「本来の自分に戻る練習」です。

できないポーズがあってもいい。
疲れている日があってもいい。
そのままの自分でいていい。

呼吸に意識が戻るたび、
心は静かに“今”へ帰ってきます。

その瞬間——
誰とも比べていない自分がいます。

それが、
プルシャに触れている時間です。

今日の実践方法

短い一言を自分に贈ってみましょう。

「私はそのままで十分です。」

声に出すだけで、
心がふっと軽くなるのを感じられます。

日常に役立つヒント

焦らず、比べず。
少しずつ“自分に戻る時間”を増やしていきましょう。

朝起きたら深呼吸を一つ。
コーヒーを飲む前に一息待つ。
寝る前に今日を労う。

それだけで、心は整い始めます。

本来のあなたは、
誰かに評価されなくても、
もうすでに価値ある存在です。

でも、忙しい毎日では、
その事実を忘れてしまうことがあります。

そんなとき、
ヨガは「思い出すための時間」になります。

もしひとりでは難しいと感じたら、
YOGA AMAで一緒に練習しましょう。

無理をしないヨガ、
心がほっと落ち着く空間を大切にしています。

あなたのペースで大丈夫です。
今日の小さな一歩が、未来の静けさを育ててくれます。

いつでも、お待ちしています。


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