
寝ても疲れが取れない人へ。“眠れる身体”...
「ちゃんとやらなきゃ」
「もっと動かなきゃ」
と思うほど、心も体もぎゅっと固くなってしまうことってありませんか?
ヨガのポーズをとるときも、
「美しく見せよう」
「深く伸ばそう」
と意気込みすぎてしまうと、呼吸が浅くなり、逆に不調につながってしまうことがあります。
実は、そんなときこそ、ヨガの教えがやさしく力を抜くヒントをくれます。
『ヨーガスートラ』第2章46節には、こんな一節があります。
Sthira sukham asanam(スティラ・スカム・アーサナム)
「アーサナ(姿勢)は、安定して快適であること」
これは、ポーズを美しく決めることがゴールではないということを教えてくれます。
ぐらぐらして不安定なポーズや、頑張りすぎて苦しくなる姿勢は、本来の「アーサナ」とはいえないのです。
私たちの生活は、仕事・家事・育児・人間関係など、さまざまな役割に追われがちです。
何事も一生懸命に取り組もうとする真面目さは素晴らしいことですが、それが続きすぎると、心や体が悲鳴をあげてしまうことも。
「休む」
「ゆるめる」
「力を抜く」
ことも、自分を大切にする行為。
アーサナに込められた“心地よさを大切にする”という教えは、現代を生きる私たちにこそ必要な視点ではないでしょうか。
当スタジオでは、「ポーズの完成度」よりも「心と体の心地よさ」を重視しています。
・人と比べず、自分のペースで動くこと
・呼吸を妨げない姿勢を探すこと
・違和感があれば、無理せず休むこと
小さな感覚に耳をすませることで、緊張していた体がゆるみ、心も穏やかになっていく。
そんな体験を、少人数のあたたかな空間でサポートしています。
ヨガマットがなくてもOK。
まずはイスに座ってできることから始めてみましょう。
◎実践方法
「深く吸って、長く吐いて」などのテクニックは要りません。
ただ、自分が呼吸していることに気づくだけでOKです。
この“ちょうどよい姿勢”は、体の深層筋に優しい刺激を与え、自律神経を整える効果があるといわれています。
ヨガのポーズでも、日常生活でも
「もっとこうすべき」と頑張るよりも、
「いま、この状態が気持ちいい」と思えること
を選んでみる。
それが、心にも体にも優しく、結果としてより健やかで美しい自分を育てていくことに繋がるのではないでしょうか。
今日も、ご自身の「ちょうどよい心地よさ」を探してみてくださいね。
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